歯科麻酔医による静脈内鎮静法

歯科麻酔医による静脈内鎮静法

インプラント麻酔医

最近注目されている歯科麻酔医をご存知でしょうか?「はてな?」と思う方がほとんどでしょう。

歯科麻酔医とは、インプラント治療の普及に伴って急速に必要とされているインプラント手術専門の麻酔医のことです。

本来の麻酔医は、歯科医師と一緒に仕事をする事はまれでした。
麻酔医は、手術室で外科医が行う麻酔を担当します。麻酔医の仕事の多くは全身麻酔です。

静脈から鎮静剤を点滴

それが、近年のインプラント治療の普及によって病院勤務の歯科口腔外科の歯科医師以外のインプラント専門医も麻酔専門医と組んで手術をするようになりました。

例えば、水戸市 歯科医院は、一見すると普通の歯科医院であり、普段は保険治療をやっているのですが、 インプラント手術の時には提携している麻酔医と一緒にインプラント手術を行っています。

インプラント手術室

普通の歯科医院に見えてもこれらの歯科医院には、インプラント手術室があるのが特徴です。手術室があるといっても全身麻酔をするわけではありません。

ほとんどのインプラント手術は静脈内鎮静法という方法で行われます。この静脈内鎮静法を担当するのは歯科麻酔専門医です。このような、形態の歯科医院も今後は少しづつ増えてだろうと思います。

歯科麻酔医の動向

歯科麻酔医は、インプラント治療にとって必要とされていますが、日本には歯科麻酔医の絶対数が足りないのが現状です。
もし、インプラント治療をするときに担当の歯科医が静脈内鎮静法をすすめてくれたら、とてもラッキーなことです。その医療機関は、 静脈内鎮静法の有用性、必要性を認識しているばかりか、希少な歯科麻酔医の確保に成功しているからです。 歯科麻酔医を確保しているのはインプラント治療に本気で取り組んでいる事の目安にもなります。

 

では、麻酔医と歯科麻酔医の違いは何でしょうか?また はてな ですね。

麻酔医は普通、病院勤務のサラリーマンです。病院専属で、その病院内の手術を担当し、全身麻酔がおもな仕事です。
それに対して、歯科麻酔医は、静脈内鎮静法がおもな仕事です。
仕事場は、おもにインプラント手術をする歯科医院です。大学病院勤務のかたわら、歯科医院に派遣される歯科麻酔医もありますが、 最近では、大学病院には勤務せずにフリーの立場で、歯科医院と専属契約したり、臨時出張などで歯科医院に出向き静脈内鎮静法を行います。